嵐の二宮和也さんが、初の新書『独断と偏見』でジャニー喜多川氏に対する思いを明かしました。彼は「会いたい人はいますか?」という問いに対し、ジャニー氏の名前を挙げ、「謝ってほしい」と述べています。では、なぜ今になってこのような発言をしたのでしょうか?
新書『独断と偏見』の内容と背景
二宮さんの新書『独断と偏見』は、彼が40代になり、これまで考えてきたことや現在考えていることをさまざまなテーマで語る1冊となっています。書籍内では、10の四字熟語をテーマに計100の問いと向き合い、ビジネス論や人付き合いなどについても触れています。
この新書の出版にあたり、二宮さんは「シンプルなサクセス本にはしたくなかった」と語り、あえて文字だけの表現に挑戦したと述べています。彼は、これまでの経験や考えを客観的に整理し、読者に伝えたいという思いからこの本を執筆したといいます。
ジャニー喜多川氏への思いと謝罪の要求
書籍内で、二宮さんは「会いたい人はいますか?」という問いに対し、ジャニー喜多川氏の名前を挙げ、「謝ってほしい」と述べています。彼は、ジャニー氏が人様に迷惑をかけずに生活していれば、所属していた事務所はなくならなかったし、自分がこの道をたどることもなかっただろうと考えていると語っています。
また、二宮さんは「もしジャニー氏と会って『謝ってほしい』と伝えたら、謝るんじゃないか」とも述べています。彼は、ジャニー氏が生きている時からケンカや言い合いもしていたタイプだからこそ、自由に発言できたと考えており、このような思いを本書に綴ったといいます。
出版のタイミングとその意図
新書『独断と偏見』は、二宮さんの42歳の誕生日である6月17日に発売されます。出版のきっかけは、長い付き合いのある担当編集者からのメールであり、その編集者がステージ4のがんを患っていたことが影響しています。編集者は、二宮さんの言葉をお守りとして一冊にしたいと考え、この本の出版が実現しました。
二宮さんは、嵐の活動再開と出版のタイミングが一致したことについて、「こちらからしたら勝手に活動再開したみたい(笑)」と語り、計画的な活動再開ではなく、急に決まったことだと驚きを明かしています。
まとめ
二宮和也さんが新書『独断と偏見』でジャニー喜多川氏に対する思いを明かしたことは、彼の過去の経験や現在の考えを整理し、読者に伝えたいという強い意志から来ていると考えられます。ジャニー氏への謝罪の要求は、彼自身の心の中で長く抱えていた思いを表現したものといえるでしょう。
この新書は、二宮さんの人間性や考え方を知る貴重な一冊となっており、彼のファンやジャニーズ事務所に関心のある方々にとって、興味深い内容が詰まっています。
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