俳優・角野卓造のプロフィールと代表作｜文学座所属の実力派俳優

俳優の角野卓造（かどのたくぞう）さんは、1948年8月10日生まれ、東京都出身の実力派俳優です。学習院大学経済学部を卒業後、文学座附属演劇研究所に入所し、1972年に文学座に入団しました。以降、舞台、テレビドラマ、映画など幅広いジャンルで活躍しています。

主な出演作品

角野さんは、テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』をはじめ、『翔ぶが如く』や『カミさんの悪口』シリーズなど、数多くの作品に出演しています。また、映画『戦国自衛隊』や『舞姫』などにも出演し、その演技力が高く評価されています。

角野さんは、1984年に紀伊國屋演劇賞、1985年に芸術選奨新人賞、1999年に読売演劇大賞最優秀男優賞、2000年に文化庁芸術祭演劇部門優秀賞など、数多くの賞を受賞しています。2008年には紫綬褒章を受章し、その功績が認められました。

近年では、2022年に文学座の代表に就任し、後進の育成にも力を入れています。また、京都を愛し、エッセイ『予約一名、角野卓造でございます。京都編』を出版するなど、俳優業以外でも幅広く活動しています。

角野卓造さんは、舞台、テレビ、映画と幅広いジャンルで活躍する実力派俳優です。その演技力と人柄で多くのファンに愛され続けています。