「M‑1グランプリ」の準々決勝・準決勝・決勝の観覧チケットを申し込む際に気になるのが、＜本人確認（＝本確）＞の有無や電子チケット・譲渡の可否です。この記事では、公式発表および過去の観覧者の報告をもとに、観覧チケットの本人確認や譲渡可能性について整理します。
観覧チケット販売の流れと電子チケット化
まず、M‑1グランプリでは1回戦・2回戦あたりまでは当日券・比較的アナログな運用が多く、対して3回戦以降（準々決勝・準決勝・決勝）ではチケット販売方式がより“先行抽選＋電子チケット”の形式へ移行してきています。([参照](https://haruki‑pit.com/m‑1-gp-ticket-buy/))
例えば公式サイトでは、準決勝の観覧チケットが「FANYチケット」にて先行抽選で販売されることが案内されています。([参照](https://sailog.hatenablog.com/entry/2023/11/10/044704))
本人確認（本確）は必ずある？過去の観覧者の報告から
公式ホームページやチケット販売ページでは、「入場時に本人確認を行う」と明記された記載は現時点では確認できません。ただし、観覧者Q&Aでは「1名義１申し込み」という注意事項が掲載されており、転売対策を意識している旨の記述があります。([参照](https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14307035709))
具体的な観覧者報告では、「3回戦は“QRのまわりが動くデザインで、スクリーンショット不可”という仕様だったが、入場時に身分証の提示はなかった」という声もあります。こうしたケースから、本人確認（＝身分証提示）を“必ず行う”と断言することは現時点ではできません。
電子チケット・QR仕様とスクリーンショット不可の対策
電子チケット化された公演では、QRコードの周囲に動きが出るアニメーション仕様（スクリーンショットを防止するデザイン）になっているケースが報告されています。こうした仕様は、「複数回使用」「他人譲渡」「転売の二次使用を防ぐ」ための機能と考えられます。
ただし、この仕様が「同行者登録必須」や「入場時身分証チェックあり」まで含むかどうかは公表されておらず、実際には会場で“本人確認なし”で入場できたという報告もあります。つまり、仕様上は厳格でも、運用上はゆるやかな場合もあるということです。
チケットを申し込んだけど行けなくなった場合：譲渡は可能？
申し込み後、当選・入金済みでも「急用で行けなくなった」という場合があります。この点について、公式に「譲渡可能」という記述は明確に掲載されていません。先行抽選申込要項では「お一人様1回限り・1枚まで」という応募条件が記載されており、当選者本人による使用が前提という運用を示しています。([参照](https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11289349221))
過去の観覧者の経験談では、「譲渡を試みたが、電子チケットの名義変更ができず、入場できない事例があった」という声もあり、譲渡できるか否かは〈チケット販売形態〉〈会場運用〉〈年による変更〉によって変動するため、安易な譲渡はリスクが高いと考えたほうが安全です。
観覧に行く前に確認すべきチェックポイント
以下のポイントをあらかじめ押さえておくと安心です。
- 販売要項の確認：当選メールやチケット販売ページの注意事項に「本人確認あり」など記載がないかを必ずチェック。
- 電子チケット仕様：QRコードの動作仕様（スクショ不可など）や同行者登録欄の有無を確認。
- 名義・譲渡条件：名義の変更可否・譲渡可能か否かの記載がない場合は「譲渡禁止」と考えておく。
まとめ
・3回戦以降は電子チケット化・先行抽選化が進んでおり、スクリーンショット防止仕様の導入など転売対策も強まりつつあります。
・ただし「必ず当日に身分証チェック（本人確認）を行う」と公式が明言しているわけではなく、実際には“チェックなし”で入場したという報告もあります。
・譲渡に関しても公式な「可」という明記はなく、申込時に設定された「1人1回1枚」という制限から、譲渡できないまたは難しい運用である可能性が高いです。
・当選後、行けなくなった場合は、販売要項・電子チケット仕様・名義変更可否を早めに確認し、リスクを認識した上で対処を検討しましょう。
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