2023年の「THE SECOND」ファイナリストに選ばれた5組の漫才師たち。それぞれがどのようなきっかけで注目を浴び、舞台に立つチャンスを掴んだのでしょうか?この記事では、各コンビのファーストチャンスについて振り返り、その背景に迫ります。
モンスターエンジンのファーストチャンス
モンスターエンジンは、2008年の「M-1グランプリ」で注目を集め、その後2009年にも決勝進出を果たしました。また、「神々の遊び」などでテレビ出演を果たし、徐々に知名度を上げていきました。この2つのポイントが、モンスターエンジンにとってのファーストチャンスと言えるでしょう。
特に「M-1グランプリ」は、彼らのキャリアにおいて大きな転機となり、名コンビとしての地位を確立するためのきっかけとなりました。
ザ・ぼんちのファーストチャンス
ザ・ぼんちのファーストチャンスは、1980年代前半の漫才ブームに突入した頃に訪れました。当時の「THE MANZAI」に出演し、その漫才スタイルで一気に注目を浴びました。
この時期は漫才がテレビで多く放送され、ザ・ぼんちのようなコンビが登場し、瞬く間に知名度を上げました。漫才ブームの流れの中で、彼らは確実にファーストチャンスを手にしました。
吉田たちのファーストチャンス
吉田たちのケースは少し異なります。彼らはM-1グランプリでは最高成績が準々決勝進出にとどまり、名だたる漫才賞レースでも結果を出していますが、「ファーストチャンス」として挙げるには難しい部分があります。
彼らにとって特に大きな転機となったのは、2017年の「上方漫才協会大賞」での受賞でしょう。この賞が、彼らのキャリアにおける大きなポイントとなり、業界内での評価を確固たるものにしました。
はりけ~んずのファーストチャンス
はりけ~んずは、M-1グランプリには出場していないものの、2011年の「THE MANZAI」で認定漫才師50組に選ばれたことが彼らにとってのファーストチャンスとなったと考えられます。
さらに、漫才レースでの目立った成績がなかったものの、彼らはテレビ番組などで司会を務め、認知度を高めていきました。特に、M-1予選の司会として活躍していたイメージは、業界内で大きな影響を与えたポイントとなったでしょう。
ツートライブのファーストチャンス
ツートライブも吉田たちと同じく、M-1グランプリでは最高成績が準々決勝であったため、その後の彼らのファーストチャンスをどこに見出すかが難しい部分です。しかし、上方漫才協会大賞の文芸部門賞を何度も受賞していることが、彼らにとって重要なファーストステップとなりました。
文芸部門賞は、漫才師としての実力を証明するものであり、これがファーストチャンスとして挙げられるでしょう。彼らはこれを足掛かりにして、次第にメディア出演やライブ活動を増やしていきました。
まとめ
「THE SECOND」のファイナリストたちにとってのファーストチャンスは、必ずしも一つの瞬間に集約されるわけではなく、さまざまなイベントや賞レース、メディア露出が彼らの道を開いたと言えます。
モンスターエンジン、ザ・ぼんち、吉田たち、はりけ~んず、ツートライブの各コンビは、それぞれのタイミングで自分たちの道を切り開き、ついに「THE SECOND」ファイナリストとして登場しました。これからも、彼らの活躍に注目が集まります。
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