2026年の女性アイドル界は、既存の人気グループに加えて新世代グループも存在感を強めており、年末のNHK紅白歌合戦の出場枠をめぐる競争も注目されています。その中でも気になる存在が櫻坂46です。2025年の紅白では出場を逃した一方、2026年には国立競技場で大規模ライブを開催するなど、ライブ実績では非常に大きな成果を残しています。
では、2026年の櫻坂46に紅白復帰の可能性はどの程度あるのでしょうか。ここでは過去の出場歴、NHKが公表してきた選考基準、2026年の活動実績、女性アイドル界の競争環境という複数の視点から整理します。なお、2026年の出場歌手が正式発表されるまでは断定できないため、本記事では確認できる実績をもとに可能性を考察します。
櫻坂46は紅白に何回出場している?
櫻坂46は2020年の「Nobody’s fault」でNHK紅白歌合戦に初出場しました。その後2021年にも出場し、2022年は出場を逃したものの、2023年に「Start over!」で復帰。2024年には「自業自得」で出場しました。
一方、2025年の第76回NHK紅白歌合戦では櫻坂46は選出されませんでした。2025年はFRUITS ZIPPERやCANDY TUNE、HANAなど新しい女性グループ・アーティストが複数選ばれており、女性アイドル・女性グループを取り巻く競争が激しくなっていることが分かります。[参照]
したがって2026年については、単純な連続出場ではなく「1年ぶりの紅白復帰が実現するか」という見方になります。
NHK紅白歌合戦は何を基準に出場歌手を決めるのか
紅白の出場者は、単純にCD売上や若者人気だけで決まるわけではありません。NHKが2025年の選考時に示した内容では、「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」という3つの要素を中心に総合的に判断するとされています。[参照]
「今年の活躍」の参考資料にはCD・DVD・Blu-rayの売上だけでなく、ダウンロード、ストリーミング、ミュージックビデオの再生回数、SNS、有線・カラオケ、さらにライブやコンサートの実績も含まれます。そのため「Z世代に人気があるグループだけが有利」というほど単純な選考ではありません。
また「世論の支持」についてもNHKによる調査が参考にされています。つまり紅白では、コアなファンの規模だけでなく、一般視聴者からどの程度名前や楽曲が認知され、紅白で見たいと思われているかも重要になります。
| 主な選考要素 | 櫻坂46を見る際のポイント |
|---|---|
| 今年の活躍 | 音源・映像作品、配信、SNS、ライブなど |
| 世論の支持 | 一般層まで含めた認知度・支持 |
| 番組の企画・演出 | その年の紅白のテーマや構成との相性 |
2026年の櫻坂46には国立競技場ライブという大きな実績がある
2026年の櫻坂46を評価するうえで特に大きいのが、4月11日・12日にMUFGスタジアム(国立競技場)で開催された「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」です。櫻坂46公式サイトでも同会場で2日間開催されたことが確認できます。[参照]
紅白の選考ではライブやコンサートの実績も参考資料とされているため、大規模会場での公演実績は無視できない材料です。特に国立競技場クラスの会場で単独ライブを開催できることは、現在のグループの動員力を示す分かりやすい指標になります。
さらに櫻坂46は2026年夏にも「Sakurazaka46 ARENA TOUR 2026 -What’s lonesome?-」を展開し、静岡、兵庫、広島、千葉、宮城、香川など各地で公演を行っています。11月にはZOZOマリンスタジアムで「6th YEAR ANNIVERSARY LIVE」も予定されており、年間を通じたライブ活動の規模という点では強い実績があります。[参照]
国立競技場ライブだけで紅白出場が決まるわけではない
一方で注意したいのは、国立競技場でライブを開催したから自動的に紅白出場が決まるわけではないことです。NHKの選考は複数の指標による総合判断だからです。
たとえばライブ動員が非常に強くても、その年を代表するヒット曲、ストリーミング、SNSでの話題性、一般層への浸透などで他のアーティストが大きく上回れば、選考結果は変わる可能性があります。反対にCDセールスだけで突出していなくても、楽曲が広く浸透したり、その年を象徴する存在になったりすれば有力候補になり得ます。
櫻坂46の場合、ライブ動員という強い材料に加えて、2026年後半に一般層まで届く代表曲や話題を作れるかが、紅白復帰を考える際の重要なポイントになりそうです。
カワラボ系など女性アイドルの競争は確かに激しい
近年の女性アイドル市場では、従来の坂道グループだけでなく、KAWAII LAB.系をはじめとする新しいグループが大きく伸びています。実際に2025年の紅白ではFRUITS ZIPPERとCANDY TUNEが初出場しました。これは紅白の女性グループ枠が固定されているわけではなく、その年の勢いや社会的な話題性が強く反映され得ることを示しています。
ただし、これは必ずしも「新しいグループが出れば櫻坂46が出られない」という意味ではありません。紅白には明文化された「女性アイドルは何組まで」という固定枠が公表されているわけではなく、番組全体の企画や出演者構成によって変化します。
そのためKAWAII LAB.系や指原莉乃プロデュース系などのグループが人気を伸ばすことは競争要因にはなりますが、直接的な一対一の椅子取りゲームとして考えるのは適切ではありません。櫻坂46自身が2026年を代表する実績をどこまで積めるかを見る方が重要です。
櫻坂46の強みはライブパフォーマンスと既存の紅白実績
櫻坂46には新興グループにはない強みもあります。その一つが、すでに複数回の紅白出場経験を持っていることです。2020年、2021年、2023年、2024年と出場しており、NHKの大型生放送番組への出演経験という意味でも実績があります。
もう一つがライブパフォーマンスを軸にしたグループとしてのブランドです。国立競技場公演や全国アリーナツアーのような規模の活動は、固定ファン層と動員力が現在も大きいことを示す材料になります。
一方で紅白はファンだけを見る番組ではありません。普段アイドルを積極的に追っていない視聴者にも届く楽曲や話題が生まれると、櫻坂46の強いライブ実績と組み合わさり、出場に向けた材料はさらに充実すると考えられます。
2026年の紅白出場可能性を左右しそうなポイント
2026年8月時点では年末までまだ期間があるため、現段階だけで出場・落選を断定することはできません。特に秋以降のリリースや音楽番組での反響によって状況が変わる可能性があります。
今後注目したいのは、①2026年の楽曲が一般層までどの程度広がるか、②ストリーミングやMV、SNSなどで存在感を示せるか、③年間を通じたライブ実績がどう評価されるか、④NHK番組との接点、⑤他の女性アーティストの年間ヒット状況、⑥その年の紅白の企画との相性です。
特に櫻坂46には国立競技場公演という明確な大型実績があります。その意味では2026年の紅白復帰候補として十分に検討対象になり得る実績を持っていると見ることができます。ただし「国立ライブを成功させたから当確」とまでは言えず、秋までの音楽面での広がりが重要になります。
まとめ:櫻坂46の2026年紅白復帰は十分あり得るが、当確とは言えない
2026年の櫻坂46は、国立競技場での「5th YEAR ANNIVERSARY LIVE」をはじめ、全国アリーナツアーなど大規模なライブ活動を展開しています。NHKが紅白選考の参考資料としてライブ・コンサート実績を挙げていることを考えれば、これは大きなプラス材料です。
一方、紅白は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」などを踏まえた総合判断です。FRUITS ZIPPERやCANDY TUNEなど新世代グループの台頭もあり、女性アーティストをめぐる競争が激しいことも事実でしょう。
したがって2026年8月時点での見方としては、櫻坂46には紅白へ復帰できるだけの有力な実績があるものの、出場を確実視できる段階ではないという評価が妥当です。国立競技場公演という強いカードに加えて、年後半に一般層にも届くヒットや話題をどこまで積み上げられるかが、年末の選考を占う重要なポイントになりそうです。


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