EXILE ATSUSHIがオーディション参加者に混じってアカペラで歌った映像は何?ASAYANとVOCAL BATTLE AUDITIONを手掛かりに検証

ミュージシャン

EXILE ATSUSHIがオーディション参加者のような雰囲気の中でアカペラを披露し、その歌唱力に周囲が驚く――そんな昔の映像を探している場合、最も重要な手掛かりになるのがATSUSHI自身がデビュー前に参加したテレビ東京系「ASAYAN」の男子ヴォーカリストオーディションと、2010年に行われた「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~」です。

調査した範囲では、「すでにEXILEだったATSUSHIがVBAの一般参加者に混ざって、英語曲をアカペラで歌い、審査員がざわついた」という場面を公式資料から特定することはできませんでした。一方で、記憶の条件に非常に近い映像として、ATSUSHIが本名の佐藤篤志として参加していた2000年の「ASAYAN 男子ヴォーカリストオーディション」があります。

また2010年のVOCAL BATTLE AUDITION 2では、一次審査そのものが約30秒のアカペラ歌唱で、ATSUSHIとHIROが審査会場を回っていました。このため、過去に「週刊EXILE」などで見たVBA2の映像と、さらに古いATSUSHI本人のASAYANオーディション映像が記憶の中で重なっている可能性も考えられます。

最有力候補は2000年の「ASAYAN 男子ヴォーカリストオーディション」

ATSUSHIはEXILEとしてデビューする前の2000年、テレビ東京系「ASAYAN」で行われた男子ヴォーカリストオーディションに本名の佐藤篤志として参加しています。このオーディションから後にCHEMISTRYとなる堂珍嘉邦と川畑要が選ばれました。

ATSUSHIは最終候補クラスまで勝ち残った実力者で、現在から振り返れば「オーディション参加者の中にEXILE ATSUSHIがいる」という非常に印象的な映像になります。LDH公式プロフィールでも、ATSUSHIが2001年にEXILEの前身となるグループへ参加して活動を開始した経歴が確認できます。[参照:LDH公式 EXILE ATSUSHIプロフィール]

つまり当時リアルタイムで見れば単なる「佐藤篤志というオーディション参加者」ですが、後年の再放送や動画で見ると、「ATSUSHIが一般のオーディション生に混ざって歌っている」ように見えます。記憶を探すうえではこの点が非常に重要です。

ASAYANではATSUSHIが英語曲も歌っている

「歌っていた部分が全部英語だった」という記憶も、ASAYAN説と矛盾しません。ATSUSHIは同オーディションで洋楽系の楽曲も歌っています。

記録として確認できる代表例には、DeBargeの「I Like It」やMarvin Gayeの「What’s Going On」などがあります。「I Like It」は川畑要との組み合わせで歌った曲として知られており、ATSUSHIが得意とするR&B色の強い歌唱を確認できる映像です。[参照:ASAYANでATSUSHIが披露した楽曲の記録]

別の当時のオーディション記録では、佐藤篤志を含む組の課題曲としてMarvin Gayeの「What’s Going On」が記録されています。[参照:ASAYANオーディション記録]

したがって「英語だけのアカペラだった」という記憶から探すなら、「ATSUSHI ASAYAN I Like It」「佐藤篤志 ASAYAN What’s Going On」などを検索語に加えると候補を絞りやすくなります。

ASAYANでは川畑要・堂珍嘉邦・NESMITHとも歌っている

ASAYAN時代のATSUSHI映像が現在も話題になる理由の一つが、後に有名になる歌手との組み合わせです。

佐藤篤志は川畑要と「らいおんハート」などを歌ったほか、堂珍嘉邦とは久保田利伸の「Cymbals」、後にEXILEへ加入するNESMITHとも歌っています。当時の貴重映像を紹介する記事でも、これらのセッションが確認されています。[参照:ASAYAN男子ヴォーカリストオーディション]

昔YouTubeやテレビの回顧企画でこの映像を見た場合、「ATSUSHIがオーディション生の中に突然入って歌った」と記憶していても不思議ではありません。実際にはATSUSHI自身も正式な参加者だった、という違いがあります。

もう一つの有力候補がVOCAL BATTLE AUDITION 2

一方、「ボーカルバトルオーディションだった」という記憶にも根拠があります。2010年に「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~」が開催されています。

このVBA2は後に三代目 J SOUL BROTHERSのボーカルとなる今市隆二と登坂広臣などを輩出したオーディションです。そして一次審査は、1人あたり約30秒のアカペラによる歌唱審査でした。[参照:ORICON NEWS・VOCAL BATTLE AUDITION 2]

さらにATSUSHIとHIROは参加者に会うため各審査会場へ足を運んでいました。つまり「アカペラで歌う大勢の参加者」「ATSUSHIが会場にいる」という記憶についてはVBA2が非常によく一致します。

VBA2の模様は「週刊EXILE」で長期間放送された

VOCAL BATTLE AUDITION 2の模様は、TBS系の音楽ドキュメンタリー番組「週刊EXILE」で継続的に放送されました。「週刊EXILE」はその後も三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、THE RAMPAGEなどにつながる複数のオーディションを扱っています。[参照:TBS「週刊EXILE」]

そのため昔の「週刊EXILE」をYouTubeなどの動画サイトで断片的に見た人の場合、どのVBAのどの審査だったのか分からなくなることがあります。

特にVBA2ではATSUSHI自身が審査や候補者への指導に深く関わっていたため、ATSUSHIが候補者へ歌唱例を聴かせる場面などを「参加者に混ざって歌った」と記憶している可能性もあります。

ただし「VBA2でATSUSHIが参加者として歌った」とは確認できない

ここは情報を分けて考える必要があります。VBA2について公式に確認できるのは、ATSUSHIとHIROが審査会場へ赴いていたこと、一次審査がアカペラだったこと、番組で密着放送されたことです。

一方、今回調べた公式ページ・報道・残存する番組情報からは、ATSUSHIが応募者と同じ形式で突然アカペラを披露して審査員や参加者がざわついた、と特定できる記録までは見つかりませんでした。

したがって記事やQ&Aで断定するなら「VBA2のこの場面」と決めつけるより、ASAYANを第一候補、VBA2を第二候補として探す方が正確です。

「ATSUSHIの歌が上手すぎて周囲がざわつく」という記憶ならASAYANがかなり自然

ASAYAN当時のATSUSHIはすでに非常に高い歌唱力を評価されていました。当時を振り返る資料でも、佐藤篤志について歌唱力の高さが特に評価されていたことが記録されています。

例えばASAYAN男子ヴォーカリストオーディションを振り返った資料には、当時の評価として佐藤篤志の歌唱力が非常に高く評価されていたことが紹介されています。[参照:ASAYAN当時の候補者評価を紹介した記録]

現在のATSUSHIを知ったうえで昔の映像を見ると、「他のオーディション生と明らかに雰囲気が違う」「すでに完成している」と感じる場面もあり、これが「周囲がざわついていた」という記憶につながっている可能性があります。

ATSUSHIはASAYANで優勝していない

意外に感じる人も多いのですが、ATSUSHIはこのASAYANオーディションの合格者ではありません。最終的に堂珍嘉邦と川畑要が選ばれ、CHEMISTRYとしてデビューしました。

ATSUSHIはその後、HIROに声を掛けられてJ Soul Brothersへ加入し、グループがEXILEへ改名。2001年にEXILEのボーカルとしてデビューしています。

この経歴を知らずに古い映像を見ると、「売れた後のATSUSHIが企画でオーディションへ潜入した」と思いやすいため、今回の記憶との混同が起きる余地があります。

探すときにおすすめの検索ワード

映像そのものを探すなら、「EXILE ATSUSHI アカペラ」だけでは現在のライブ映像などが大量に出てしまいます。候補となる番組名や本名まで入れた方が見つけやすくなります。

優先度 検索ワード 探せる可能性がある映像
佐藤篤志 ASAYAN オーディション ATSUSHIのデビュー前オーディション
ATSUSHI ASAYAN I Like It 英語R&B曲の歌唱
佐藤篤志 What’s Going On ASAYAN 英語曲関連の候補
ATSUSHI 川畑 ASAYAN 川畑要とのペア審査
ATSUSHI NESMITH ASAYAN 後のEXILEメンバー同士の貴重映像
週刊EXILE VBA2 ATSUSHI アカペラ 2010年のVOCAL BATTLE AUDITION 2
VOCAL BATTLE AUDITION 2 ATSUSHI 一次審査 ATSUSHIが審査会場を訪れた映像

特に「佐藤篤志」という本名を検索語に使うのがポイントです。古いASAYAN映像では「EXILE ATSUSHI」ではなく佐藤篤志と表示されているためです。

「I Like It」が記憶の英語曲である可能性

英語だけだったという記憶からは、DeBargeの「I Like It」は確認しておきたい候補です。ATSUSHIはR&Bを得意としており、ASAYANでも川畑要との組み合わせで同曲を披露した記録があります。

またMarvin Gayeの「What’s Going On」も候補になります。どちらも英語詞のR&B/ソウル曲なので、「ATSUSHIが英語で歌っていた」という記憶には合致しやすい楽曲です。

ただし、記憶にある「完全なアカペラ」とこれらの公開されている歌唱映像が同一かまでは確認できません。オーディションの一次審査、ダイジェスト映像、後のペア審査など複数の場面が編集されて放送されているためです。

VBA2なら今市隆二・登坂広臣が参加していた時期

もし映像の画質やATSUSHIの見た目が比較的新しく、すでにサングラス姿など現在に近いATSUSHIだったのであれば、ASAYANよりVBA2の可能性が高くなります。

VBA2は2010年開催で、三代目 J SOUL BROTHERSのボーカル候補を含む新人発掘オーディションでした。公式のEXILE mobileにも、HIROとATSUSHIが参加者に会いに行く企画として残されています。[参照:EXILE mobile VOCAL BATTLE AUDITION 2]

一方でASAYANは2000年なので、ATSUSHIは20歳前後で坊主・サングラスという後年のイメージとは大きく異なります。映像で見たATSUSHIの外見を思い出せれば、二つをかなり簡単に判別できます。

映像の年代を見分けるポイント

記憶している特徴 可能性
ATSUSHIが20歳前後で髪があり、普通の青年のような姿 ASAYANが最有力
佐藤篤志という名前・番号札が表示される ASAYAN
川畑要・堂珍嘉邦・NESMITHが候補者にいる ASAYAN
坊主やサングラスなどEXILEとして知られる姿 VBA2以降の可能性が高い
HIROが審査側にいる VOCAL BATTLE AUDITION系
今市隆二・登坂広臣・数原龍友・片寄涼太などが候補者 VBA2

映像の出演者を一人でも覚えていれば、かなり絞り込むことができます。

古い動画が検索で見つかりにくい理由

ASAYANは2000年前後、VBA2も2010年の映像です。現在では当時のテレビ放送をそのまま公式無料動画として検索できるケースは限られています。

YouTubeなどに過去存在した動画が削除されたり、タイトルが「ATSUSHI」ではなく「佐藤篤志」「ASAYAN超男子。」などになっていたりするため、通常の検索でヒットしないこともあります。

実際、過去の記事にはYouTube上の「佐藤&堂珍 Cymbals」「佐藤篤志×川畑要 らいおんハート」などへのリンクが掲載されていた記録があります。現在同じURLが視聴可能とは限りませんが、映像自体がネット上で広く流通していたことは確認できます。[参照:ASAYAN映像紹介記事]

記憶違いというより「複数の映像が混ざった」可能性もある

昔見たテレビやネット動画を十数年後に思い出す場合、番組、曲、出演者など一部の記憶が別の映像と結びつくことは珍しくありません。

今回の場合、「ATSUSHIがオーディション生の中にいる」という部分はASAYAN、「一次審査がアカペラ」「ATSUSHIがオーディション会場にいる」という部分はVBA2にそれぞれ明確な事実があります。

そのため、ASAYANの佐藤篤志時代の映像と、後年の「週刊EXILE」VBA2の映像が一つの記憶として残っている可能性も十分に考えられます。

まとめ|まず「ASAYAN 佐藤篤志」から探すのがおすすめ

EXILE ATSUSHIがオーディション生に混ざって歌っていたように見える昔の映像を探す場合、現時点で最も有力な手掛かりは2000年の「ASAYAN 男子ヴォーカリストオーディション」です。

ATSUSHIは当時まだEXILEとしてデビューする前で、本名の佐藤篤志として正式にオーディションへ参加していました。そのため後から映像を見れば、まさに「一般参加者の中にATSUSHIが混ざっている」状態です。川畑要、堂珍嘉邦、NESMITHらと同じオーディションに参加し、非常に高い歌唱力を評価されていました。

さらに英語曲についても、DeBargeの「I Like It」やMarvin Gayeの「What’s Going On」などを歌った記録があります。このため、「英語の歌だった」という記憶まで含めるとASAYAN説はかなり有力です。

一方、2010年の「VOCAL BATTLE AUDITION 2」も確認する価値があります。こちらは一次審査が約30秒のアカペラ歌唱で、HIROとATSUSHIが全国の会場を訪れ、その様子がTBS系「週刊EXILE」で放送されました。[参照:ORICON NEWS]

ただし調査できた公式情報では、「VBA2でATSUSHIが応募者に混ざって英語曲をアカペラで歌い、周囲がざわついた」という特定の場面までは確認できませんでした。そのため、探す順番としては「佐藤篤志 ASAYAN オーディション」→「ATSUSHI ASAYAN I Like It」→「佐藤篤志 What’s Going On」→「週刊EXILE VBA2 ATSUSHI アカペラ」がおすすめです。

特に映像内のATSUSHIが若く髪のある20歳前後の姿ならASAYAN、すでにEXILEとして知られる坊主・サングラス姿ならVOCAL BATTLE AUDITION系と考えると、目的の映像へかなり近づけるでしょう。

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