どまつり「晴れルヤ!」「YEAH!HOPE!!」はダンスが難しい?EXILE・THE RAMPAGEでも苦戦するレベルなのかを解説

ミュージシャン

にっぽんど真ん中祭り(どまつり)の総踊り「晴れルヤ!」や「YEAH!HOPE!!(ヤッホー)」を見ると、振り付けのテンポが速く、全身を大きく動かす場面も多いため、「プロのダンサーでも難しいのでは?」と感じることがあります。特に「晴れルヤ!」は、どまつり公式自身が「ダンス要素が高い振り付け」「キレのあるダンス」と説明している総踊りです。[参照:にっぽんど真ん中祭り公式・名物総踊り]

ただし、EXILEやTHE RAMPAGEのように長年ダンスを専門的にトレーニングしているプロが「技術的に踊れないほど難しい」という意味ではありません。むしろ基礎的な身体能力、リズム感、振り覚え、アイソレーションなどを持つプロダンサーであれば、振り付けそのものを覚えて再現することは十分可能と考えられます。

一方で、どまつり特有の大きな身体表現や集団としての一体感を含めて完成度高く見せるには、普段のHIP HOP系ステージとは違う練習が必要になるでしょう。ここでは「晴れルヤ!」と「ヤッホー」が実際にどのような位置付けの踊りなのか、EXILEやTHE RAMPAGEのダンスと比較しながら整理します。

「晴れルヤ!」と「ヤッホー」はどまつりの総踊り

まず重要なのは、「晴れルヤ!」と「YEAH!HOPE!!」は特定の競技チームだけが踊る難関演舞ではなく、どまつりの「総踊り」として作られた楽曲だという点です。

総踊りとは、チームや年齢などを越えて多くの参加者が一緒に踊るための作品です。どまつり公式サイトでも、観客を含めてみんなで参加できる文化として紹介され、「晴れルヤ!」には振り付け動画も公開されています。[参照:どまつり公式]

つまり、そもそもの設計思想としては「一部の超一流ダンサーしか踊れない作品」ではありません。初めて参加する人でも練習すれば踊れる一方、上手な人が本気で踊ると非常に格好良く見えるタイプの振り付けと考えると分かりやすいでしょう。

「晴れルヤ!」は確かにダンス要素が高い

「晴れルヤ!」は、どまつり20周年を記念して制作された総踊りです。公式サイトでは、子どもたちの歌声を使った元気な楽曲で、「ポップでかっこいい振り付け」と紹介されています。[参照:どまつり公式]

制作時の公式ブログでは、よりはっきりと「ダンス要素が高い振り付けで、楽しくかっこよく踊る総踊りを目指し、キレのあるダンスに仕上げた」と説明されています。[参照:どまつり公式・晴れルヤ!制作秘話]

そのため、昔ながらの単純な盆踊りのように数種類の動作を繰り返すだけではなく、音楽に合わせて動きを素早く切り替える場面があり、初見で完璧に踊るのは簡単ではありません。

YEAH!HOPE!!(ヤッホー)は2013年の15周年総踊り

「YEAH!HOPE!!(ヤッホー)」は、どまつり15周年を記念して2013年に制作された総踊りです。公式の歴史ページでも、15周年記念の新総踊りとしてリリースされたことが記録されています。[参照:どまつり公式・2013年]

公式サイトでは「底抜けに明るいメロディーとキャッチーな歌詞」を持ち、みんなで踊ることを前提にした作品として紹介されています。[参照:どまつり公式]

こちらも動きそのものはエネルギッシュですが、目的はダンス技術の限界を競うことではなく、会場全体で盛り上がることです。そのため難度だけなら、プロダンサー向けの高度なショーケースやダンスバトル用ルーティンとは性格が違います。

EXILEやTHE RAMPAGEなら踊ること自体はかなり可能

EXILEやTHE RAMPAGEのパフォーマーは、日常的に高度なダンストレーニングを行っているプロです。THE RAMPAGEについてLDH公式サイトでは、HIP HOPテイストのパフォーマンスを大きな魅力とする16人組ダンス&ボーカルグループとして紹介されています。[参照:LDH公式・THE RAMPAGE]

さらにEXILE、THE RAMPAGEを含むEXILE TRIBEのパフォーマーは、HIP HOPだけではなくHOUSE、KRUMP、POP、BREAKIN’などさまざまなジャンルの世界的ダンサーと共演した実績もあります。EXILE公式では、「UNITED DANCE NATION in FUNK JUNGLE」で世界トップクラスのダンサー22人とEXILE TRIBEのパフォーマーが共演したことが紹介されています。[参照:EXILE公式]

こうしたレベルのダンサーであれば、「晴れルヤ!」や「ヤッホー」の振り付けを覚えることそのものが不可能ということはまず考えにくいでしょう。

ではプロなら初見ですぐ完璧に踊れるのか

これは別問題です。どれほど上手なダンサーでも、知らない振り付けを見た瞬間に完全再現できるとは限りません。

例えば「晴れルヤ!」には独自の腕の使い方、足運び、ポーズ、タイミングがあります。それを正確に踊るには、プロであっても振り付けを確認して順番を覚える時間が必要です。

その意味では、「EXILEやTHE RAMPAGEでも練習なしでは難しい」はあり得ますが、「練習しても技術的に難しすぎて踊れない」は考えにくいというのが妥当な評価です。

難しさには「振り覚え」と「技術」の2種類がある

ダンスの難易度を考えるときは、「振り付けを覚える難しさ」と「身体技術として実行する難しさ」を分ける必要があります。

難しさ 内容
振り覚え 動作の順番やタイミングを記憶する
リズム 音楽のビートに正確に合わせる
身体操作 腕・脚・体幹を別々に動かす
キレ 止める部分と動く部分を明確にする
体力 大きな動きを最後まで維持する
表現力 笑顔や勢いを含めて観客へ伝える

「晴れルヤ!」は振り付けの展開があり、全身を大きく使うため、一般参加者には覚えるところから難しく感じることがあります。

しかしプロダンサーは普段から振り覚えや身体操作を訓練しているため、同じ振り付けを習得する速度は一般の参加者よりかなり速いと考えられます。

どまつりとEXILE系では「上手さの見せ方」が違う

どまつりとEXILE・THE RAMPAGEを比較するときに注意したいのは、ダンスジャンルそのものが違うことです。

EXILEやTHE RAMPAGEではHIP HOPを中心に、身体の細かなグルーヴ、アイソレーション、音の取り方、重心移動などが重要になります。一方、どまつりでは何十人もの踊り手が大きく動き、隊列や衣装、楽曲、表情を含めて一つの作品として見せることが重要です。

つまり「どちらが上か」という単純比較ではなく、必要とされる技能の配分が違います。

どまつり特有の動きに慣れるまではプロでも違和感がある可能性

プロダンサーであっても、普段とは異なるジャンルを踊ると最初は身体の使い方に違和感が出ることがあります。

例えばHIP HOPでは重心を低くしてグルーヴを強調する場面が多い一方、どまつりでは腕を大きく伸ばし、身体全体を開いて観客へ見せるような動作が多くあります。

そのためTHE RAMPAGEのメンバーが「晴れルヤ!」を初めて踊る場合、振り付け自体は短時間で覚えられても、どまつりらしい見せ方を完全に再現するには専門の踊り手からアドバイスを受けた方が完成度は上がるでしょう。

逆にどまつりの上級者ならTHE RAMPAGEの振り付けも簡単なのか

これも同じで、必ずしも簡単ではありません。

どまつりで非常に上手な踊り手でも、KRUMPやHIP HOP特有のアイソレーション、グルーヴ、細かなリズムの取り方を経験していなければ、THE RAMPAGEの振り付けをそのまま踊るのは難しい場合があります。

ダンスでは、あるジャンルの上級者だからといって別ジャンルも自動的に同じレベルで踊れるわけではありません。ただし身体能力やリズム感など共通する基礎があるため、初心者より習得は速くなります。

「晴れルヤ!」を上手く見せるポイント

「晴れルヤ!」は動作を覚えるだけなら公式の詳細振り付け動画を使って練習できます。公式ページにはグループバージョンと詳細バージョンの振り付け動画が用意されています。[参照:どまつり公式・振り付け動画]

上手く見せるには、腕を中途半端に出さず最後まで伸ばす、動きを止める場所でははっきり止める、顔と胸を観客側へ向ける、といった点が重要になります。

さらに総踊りなので、一人だけ極端にアレンジするより周囲とタイミングをそろえることが作品としては重要です。個人のダンス技術だけではなく集団の統一感が求められます。

ヤッホーは「難しさ」よりエネルギーを出すことがポイント

YEAH!HOPE!!も振りを正確に覚える必要はありますが、作品全体の狙いは競技的な高度さより会場全体を盛り上げることにあります。

どまつり公式が「底抜けに明るいメロディー」「さぁ一緒に踊りましょう」と紹介していることからも、幅広い人が参加する前提の総踊りであることが分かります。[参照:どまつり公式]

したがって、振り付けを小さく正確にこなすより、全身を使って元気よく踊る方が作品の魅力を出しやすいでしょう。

総踊りは「初心者も参加でき、上級者なら格好良く踊れる」ように作られている

「初心者でも踊れる」と「簡単な振り付け」は同じ意味ではありません。

総踊りには、初めての人は簡略化しながら参加でき、経験者なら細かなリズムや身体の使い方まで追求できるという特徴があります。「晴れルヤ!」でも公式は踊るだけでなく、コールや手拍子だけでの参加も歓迎しています。[参照:どまつり公式]

つまり参加へのハードルは低くしつつ、本気で踊れば技術差が見える振り付けになっています。ここが総踊りの面白いところです。

EXILE・THE RAMPAGEならどのくらいで覚えられる?

具体的に「何分で覚えられる」といった公式データはないため断定できません。またメンバーによって得意ジャンルや振り覚えにも差があります。

ただ、プロの現場では新しい振り付けを覚えてステージで高精度に合わせること自体が仕事の一部です。EXILE TRIBEのパフォーマーがさまざまなダンスジャンルのトップダンサーと共演してきた実績を考えると、「晴れルヤ!」や「ヤッホー」を習得する能力は十分あると見るのが自然です。[参照:EXILE公式]

むしろ難しいのは振りを覚えることより、「どまつりらしい踊り」に仕上げるところかもしれません。

「プロでも難しい」と感じるポイントがあるとすれば

プロが難しさを感じる可能性があるのは、技術的に身体が動かないという意味ではなく、ジャンル特有の表現です。

例えば何十人もの踊り手と完全にタイミングをそろえること、大きな動作を長時間続けながら表情を維持すること、衣装を着た状態で踊ること、パレード形式なら移動しながら振りを合わせることなどは、通常のステージダンスとは違った能力を要求します。

特にどまつりの本格的なチーム演舞まで含めれば、隊列移動、フォーメーション、道具、衣装替えなども組み込まれるため、単純なダンス技術だけでは評価できなくなります。

EXILEやランペと「どまつり上級チーム」を比較する場合は話が別

「晴れルヤ!」や「ヤッホー」という総踊りではなく、どまつり大賞を争う上位チームのオリジナル演舞を比較する場合は、難易度の話が変わります。

どまつりのチーム演舞では大人数のフォーメーション、短時間での隊列変化、跳躍、低い姿勢からの動き、鳴子や小道具、衣装演出などが複雑に組み合わされる場合があります。

そのためEXILEやTHE RAMPAGEのメンバーでも、作品を渡されてその場ですぐ完璧に踊れるとは限りません。しかし、十分なリハーサル期間があれば高いダンス能力を生かして対応できる可能性は高いでしょう。

難易度を整理するとどうなる?

項目 一般の初心者 ダンス経験者 EXILE・THE RAMPAGE級のプロ
振りを覚える やや難しい 比較的覚えやすい 大きな問題になりにくい
音に正確に合わせる 練習が必要 対応しやすい 得意分野
キレを出す 難しい場合あり 経験次第 高水準が期待できる
大きく踊る 体力が必要 対応可能 対応可能
どまつりらしい表現 経験が必要 ジャンル経験次第 別途慣れが必要
大人数との完全な統一 難しい 練習が必要 リハーサルが必要

このように、総合すると「晴れルヤ!」や「ヤッホー」がプロダンサーにとって技術的な限界レベルというわけではありません。

ただし、プロだから説明なしで一発で完成させられるわけでもなく、作品として高品質に見せるには普通にリハーサルが必要です。

まとめ|EXILEやTHE RAMPAGEでも練習は必要だが「難しすぎて踊れない」レベルではない

どまつりの「晴れルヤ!」と「YEAH!HOPE!!(ヤッホー)」は、確かに全身を使うエネルギッシュな振り付けです。特に「晴れルヤ!」については、どまつり公式も「ダンス要素が高い」「キレのあるダンス」と説明しています。[参照:どまつり公式]

しかし両曲とも、もともとは多くの参加者が一緒に楽しむための「総踊り」です。公式ページでは一般向けの振り付け動画も公開され、コールや手拍子だけで参加することも歓迎されています。[参照:どまつり公式]

したがって、EXILEやTHE RAMPAGEほどのプロダンサーであれば、振り付けを練習した上で踊ること自体は十分可能と考えるのが自然です。THE RAMPAGEはHIP HOPを軸にしたダンスパフォーマンスを強みとし、EXILE TRIBEのパフォーマーは世界的なHIP HOP、HOUSE、KRUMP、POP、BREAKIN’などのダンサーとの共演経験もあります。[参照:LDH公式][参照:EXILE公式]

一方で、初見で振りを知らない状態なら当然難しく、どまつり独特の大きな身体表現や集団での統一感まで含めて完成させるには練習が必要です。逆に、どまつりの上級者がTHE RAMPAGE特有のHIP HOPやKRUMP系の動きを初見で完璧に踊れるとも限りません。

つまり「晴れルヤ!やヤッホーはEXILEやランペでも踊れないほど難しい」というより、ジャンルは違うものの、プロなら十分習得可能。ただし、どまつりらしく格好良く仕上げるにはその作品特有の練習が必要という評価が最も近いでしょう。

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